誰でも書ける!はじめてのライティング[100倍読まれるコンテンツ企画]
はじめてライターさん必見!思わずクリックしたくなるタイトルづくり完全ガイド(刺さる言葉・フレームワーク付き)
どうしたらもっと記事が読んでもらえるのか...
(せっかく書いたのだから、たくさんの人に読まれたい!本音)ですよね笑
はじめまして。アニメ声でちょっぴり涙もろいコンテンツプランナーの菊池由佳です。
4月よりヨリミルへ仲間入りしました。これからよろしくお願いします。
さて私の経歴ですが、長年Webメディアの編集企画やライターとして、日々失敗や成功を繰り返し勝ちパターンを追求してきました。そしてこの度、その実体験から得た 100倍読まれる!コンテンツ企画のTips をまとめてみました。
「PVが伸び悩んでいる」、「オウンドメディアの育て方がわからない」、「コンテンツがマンネリしてきた」etc,... お悩みのみなさんへ、今から実践で培ったTipsをお伝えしますね。
初回は「ライターの心得」と「3秒タイトル」の法則を紹介
ライターになりたての頃は、ひとつのコンテンツを作ることに何をどう表現したらよいのかと悩みがちに。 特に、ブログなど文章を書くことに触れていない方も少なくないと思います。
そんな時に、この法則を活用して役立ててもらえたら幸いです。
法則1「リアルさ」「ライブ感」を表現しよう
まずはライターとしての心得をお伝えします。これは私がライターになりたての頃に編集長から教わったことや、どんな視点で書くか悩み筆が止まった時に役立った法則です。
◎ヘタでもいいから自分の言葉で書く
読むシーンや、読者の嗜好をイメージして使い分けよう
洗練さはないけれど素朴で心に響く文体と、事実を端的に伝える文体は異なります。
時として、カタログにあるような説明言葉は、読み飛ばされやすくもありますが、
ビジネスとコラム記事では読者に求められる文体が違ってきます。
◎今ここでしか読めない付加価値をつける
AIから生成した文章との差を出そう
インターネット普及による情報洪水化により、情報キャッチのリテラシーや読者の目も肥えてきています。まずは、ここでしか読めない付加価値を作り、読者に選んでもらう必要があります。特にインタビュー記事においては、きれいにそつなくというよりはその場の空気感や雰囲気を、またその場にいたから聞けた言葉、そして話を聞く中で何が一番心に残ったのか、あなたにしか書けない情報を入れましょう。
◎つくり手の想いはコンテンツにも表れる
時には、社外の協力を得ながら企画のアイディアや表現に幅をもたそう
一般的に、オウンドメディアの効果がみえ始めるのは半年以降と言われています。
中長期的な視点を持ちながら、編集長をはじめ、編集スタッフやライターは愛着を持ってメディアを育てていくのが良いでしょう。
また、周りからの率直なフィードバックや、客観的かつ定量的な視点を取り入れることも大切です。それを小さなスパンでP(計画)>D(実行)>C(評価)>A(改善)サイクルを回していくこと。そして、作る人がコンテンツを楽しんでると自然とアウトプットにも反映されて、臨場感のあるメディアに成長します。
法則2 タイトルは「3秒ルール」でクリック率UP!
興味を引く見出しやタイトルは、読者の関心を惹きやすくなります。
実は、私はこの法則で記事のクリック率が100倍以上UPした体験があります。
ぜひ、ひとめで記事の内容がわかるタイトルをつけましょう。
WEB記事の場合、タイトル文字数は30文字前後が推奨されていますが、コンテンツマーケティング的には、SEOも考慮して検索からの流入数も獲得できるようにするとベストです。
Tips 30文字前後で、SEOにも効くタイトルを作ろう
1. 検索結果での表示
Google検索のタイトル表示は (28〜32文字)が目安にします。
それを超えると「...」で省略される可能性がある。
2. SNSでのシェア
スマホでの読みやすさを考慮すると(20〜30文字)がベター。
X(旧Twitter)やFaceBookは短め(20〜30文字)のほうが目を引きやすいです。
3. クリック率を上げるには
興味を引くワード+検索意図に合う内容を含める。
Tips 冒頭の10文字内にパワーワードを置く
ヒトは30文字を3秒で読むのだそうですが、そう考えるとタイトルを最後まで読むか決めるのは最初の1秒が勝負ですね!では、最初の1秒で読者を惹きつけるにはどうすればよいでしょうか。
ちなみに「パワー・ワード」という言葉をご存知ですか?
読者の興味を惹きつけ、具体性があり、希少性を感じさせ、感情を動かす強い言葉のことです。タイトルの冒頭にこのパワー・ワードを入れると読者はグッと心を掴まれ思わずクリックしたくなる効力を持ちますのでぜひ、取り入れてみたいですね。では、今すぐ使える!パワー・ワードのフレームワークを紹介します。
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数字は、具体性や説得力を与える。例)「3分でわかる」「5つのコツ」
- 感情は、興味や共感を与える。例)「衝撃の」「驚きの」「泣ける」
- 限定は、希少性や緊張感を与える。例)「今だけ」「限定公開」「〇月末まで」
- ベネフィットは、再現性やお得感を与える。例)「簡単にできる」「失敗しない」
- 疑問形は、興味を惹きつける。例)「なぜ?」「本当に効果あるの?」
タイトルは 短くても、刺さる言葉(パワー・ワード)を入れるだけで全く印象が違ってきます。
次に、パワー・ワードの良い例文と、悪い例文を紹介します。
◎良い例文(パワー・ワードあり)
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「【保存版】3分でわかる、新NISA完全ガイド」→信頼感&手軽さを演出。
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「なぜ若手社員が辞めるのか?人事が見落とす5つの理由」→「なぜ?」「5つの理由」が興味を引きやすい。
- 「誰でもできる!文章が劇的に上手くなる3つの習慣」→「誰でも」「劇的に」でハードルを下げつつ、魅力アップ。
✖️悪い例文(パワー・ワードなし)
- 「NISAの仕組みについて」→ 読む理由やメリットが見えない。興味を引きにくい。
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「文章がうまくなる方法」→ 抽象的で印象が弱く、他の記事との差別化が難しい。
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「若手社員の離職について考える」→ ぼんやりしていて、今すぐ読む必要性がない。
Tips ターゲットは明確に!具体的に絞ると3倍クリックされる
タイトルでクリック率を上げる最強のテクニックは、ターゲットを明確にすること。なぜ、クリックされやすいのか?5つの理由をみてみましょう。
理由1:「自分ごと」になるから
人は「これは自分に関係ある」と思ったときに初めて行動します。
- ✗ 「上司との関係をよくする方法」
- ◎「20代若手社員が、気まずい上司と距離を縮める5つのコツ」→ 誰向けなのか明確なだけで、興味の持ちようが段違い!
理由2:誰向けなのかで「信頼感」が増す
特定の読者に向けていると、情報の専門性や信頼性が感じられます。
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✗ 「節約術まとめ」
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◎「子育て中の共働き夫婦が月3万円貯めたリアル節約術」→ ターゲットが明確だと「自分と同じ立場の人が実践=自分もできそう」だと思える。
理由3:興味のない人をふるいにかけられる
全員に響く内容は、結局誰にも響かない。刺さる人に絞る方が深く刺さる。
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✗ 「睡眠の質を上げるコツ」
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◎「夜型でも朝スッキリ目覚めたい30代会社員必見!」→ 「私のことだ!」と思わせるワードがあるとクリック率UP。
理由4:検索意図にピッタリ合いやすくなる
読者は「自分の悩みや状況に近いもの」をGoogleで検索しています。
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✗ 「英語学習のコツ」
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◎「TOEIC500点から700点を目指す人におすすめの勉強法」→ 具体的なスコアを書くと、まさにその層に刺さる。
理由5:SNSでの拡散に繋がる
「この人向けかも」とターゲットが明確だと、シェアされやすい!
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✗ 「新社会人に知ってほしい話」
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◎ 「内定者が4月までに絶対やっておくべき3つのこと」→ 「うちの後輩にも見せよう」という気持ちが生まれやすい。
誰向けなのか(属性・悩み・レベル)をタイトルに入れて、具体的な言葉で「自分に合ってる」と感じさせる。つまり、広く狙わず、刺さる人に深く響かせることが最良です。
Tips 短く濃く!無駄な表現をカットして濃度を高める
WEB記事タイトルは「短くて濃い」ことが正です。前にご説明したように、読者は一瞬で「読むか読まないか」を判断してるので、ムダな言葉は削って、意味がギュッと詰まった言葉だけで勝負するのがコツです。次に、「濃いタイトル」にする5つのテクニックをみてみましょう。
1.冗長な言い回しをやめて、ひと言にまとめる
ポイント:「誰向け」「何がわかる」だけに絞ると濃くなる。
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✗ 「やってはいけないことをまとめて紹介します」
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◎ 「NG行動まとめ」→「やってはいけないこと」は「NG行動」でまとめる。
2.「です・ます調」や不要な助詞をカット
ポイント:「誰向け」「何がわかる」だけに絞ると濃くなる。
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✗ 「忙しいあなたのために、時短でできるレシピを紹介します」
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◎ 「忙しいママさん必見!3分で作れる時短レシピ」→「あなたのために」や「紹介します」は削ってOK。
3.抽象語ではなく「具体語」にする
ポイント:いつ・どこで・誰が使えるかを具体的に。
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✗ 「仕事に役立つ考え方」
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◎ 「会議で即使える!伝わるプレゼン3つの秘訣」→「役立つ」より「どこでどう使うか」が具体的な方が強いです。
4.あいまいな表現を具体的に変換する
ポイント:「なんの話かがすぐにわかること」が大切。
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✗ 「成功するために必要なこと」
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◎ 「営業で成果を出す人 or 成果を出せない人の共通点→「成功」だけではぼんやりしている。何の、誰のを明確に。
5. 修飾語が多すぎると伝わらないので必要最小限に
ポイント:「豊かに」「よりよく」など抽象的な修飾語はカットします。
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✗ 「今後の人生をより豊かに生きるために知っておくべきこと」
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◎ 「人生が変わる考え方3選」→意味はほぼ同じでも、短い方が1秒で刺さる!
Tips ハードルを下げて、自分でもできると思わせる
読者は少しでも「難しそう」「自分には無理かも」と感じるとその瞬間に離脱してしまいます。
WEBの記事タイトルでは「ハードルを下げる」ことがとても重要で、読者の背中をそっと押してあげる言葉選びがカギです。次に、「自分にもできそう」だと思わせるタイトル作りのポイントをお伝えします。
1.「初心者でも」「誰でも」で安心感を持たせる
ポイント:「これは自分のことだ」と思わせると心理的ハードルがグッと下がります。
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✗ 「投資で資産を増やす方法」
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◎ 「初心者でもできる!月1万円から始める資産運用」
2.「たった○○」「これだけで」など、手軽さを強調
ポイント:必要な時間や労力を具体的に伝え「それならできそう」と印象つける。
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✗ 「毎日続けたい健康習慣」
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◎ 「たった5分!寝る前にやるだけの健康習慣」
3.「知らないと損」ではなく「知って得する」表現にする
ポイント:「損を回避」より「お得に感じる」方が前向きでハードルが低くなる。
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✗ 「これを知らないと損をする食費節約術」
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◎ 「知ってる人だけ得してる!ゆる節約5つのコツ」
4. 「完璧でなくてOK」「ゆるく始める」で心理的余裕を持たせる
ポイント:「完璧じゃなくていい」失敗しても大丈夫な雰囲気が◎
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✗ 「毎日やるべき最強の習慣術」
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◎ 「三日坊主でもOK!ゆるく続く習慣の始め方」
5. 失敗談・等身大の体験を盛り込む
ポイント:「あの人でもできたなら私もできそうだ」と思えるように工夫を。
うまくいかなかった人の話は共感されやすく、苦労話は説得力に重みを持たせます。
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✗ 「営業成績を上げる方法」
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◎ 「営業が苦手だった私が初受注をとれた3つの工夫」
Check! 「3秒タイトル」の校閲チェックリスト
最後は、より3秒タイトルに近づけるためのチェック項目を紹介します。校閲時に10つのチェック項目を見ながら確認してみてください。もちろん全て叶えられてなくてもOKです。
□ 抽象語ではなく、具体的な言葉になっているか?
□ 強い言葉に置き換えられる場所はないか?
□ ターゲット・状況がひと目でわかるか?
□ ひと息で読み切れる長さになっているか?
□ 安心感や共感を与えられているか?
□ 「たった」「これだけで」で手軽さ・時短感を与えられているか?
□ 「損」より「得」で前向きな印象になっているか?
□ 「ゆるく」「完璧じゃなくてOK」で再現性へのハードルを下げているか?
□ 「失敗談」「苦手だった私」で共感とリアリティが表現できているか?
いかがですか? 今すぐ使えそうなものがいくつかありましたね。ぜひ、ご紹介した3秒タイトルのルールを活用して、より魅力的なタイトルに磨くことでクリック倍増を狙ってみてはいかがでしょう。
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