2025年、IT業界はどうなるか
新年明けましておめでとうございます。
旅行に行こうと思っているものの、いつも予約ができずに年末年始になってしまいどこにも行けないままいつもと変わらない休日を過ごしがちです。須賀です。あけましておめでとうございます!
2025年、IT業界はどうなるんですかね?
っと、唐突ではありますが。2025年初っ端なので、ちょっとchatGPTに聞いてみました。
1. AIと自動化の進展
- 生成AIのさらなる進化: ChatGPTや画像生成AIなどがさらに進化し、特定の業務プロセス(カスタマーサポート、コンテンツ作成、開発補助など)を効率化します。
- AIエッジコンピューティング: IoTデバイスやスマートデバイスに組み込まれたAIがリアルタイムでデータ処理を行い、応答速度の向上とセキュリティ強化が進みます。
- 人材の役割変化: 自動化により、ルーチン作業が削減され、人間は創造性や戦略的思考が求められる仕事に集中するようになります。
なるほど、これはもう目の当たりにしてる状況ですよね。
画像生成AIの進化、業務プロセスの効率化、何となくAIなんて自分と関係ないなっていう人も少なからず居てたと思うのですが、
Apple Inteligenceも日本語対応で2025年4月目途にと出てますものね。
こういうコンシューマーサイドで「仕組みはよく分からないけど、使い方として簡単で仕えるもの」というのは、これまでもインターネットやIT業界で爆速的にその利用が普及するのを見ているので、「専門知識で構築する」っていうレイヤーから「プロンプトさえ書ければ誰でもクリエイターになれる」という時代。
そう、Youtubeが出て、一般人がYoutuberとして有名人になるようなそんな時代の流れと同じことが起きる可能性がありますよね。
情報発信者としてのハードルが下がり、これまで以上に情報が多くなり、そうなってくると余計に情報量の多さに人は受け止めきれなくなって選択自体もAIに任せてしまうような形(自分の好きなものの傾向はこれ、だからこれがおススメ)っていうものが加速していくようにも感じます。
ただ、そうなると、「自分の好きなもの」すら、何かAIに創られてしまっているんじゃないかって少しゾッとする感覚が無くはないですね。
「検索する」という行動よりも、もっと自然に自分が意識しないままに情報というのが受動的に入ってくるような感じに捉えてて、B2Cなどのプロモーションに於いては特にこの部分が顕著になってくるのではないかと考えてたりします。
2. サイバーセキュリティの重要性拡大
- ゼロトラストモデル: 企業が「常に攻撃されている」と仮定してシステムを設計し、セキュリティを強化するアプローチが主流に。
- 量子コンピューティングの影響: 量子技術がセキュリティの脅威とチャンスの両方を生み出すため、新しい暗号化技術の採用が進む。
- サイバー保険市場の拡大: サイバー攻撃に備えた保険がより一般化し、企業のリスクマネジメントの一環として注目されます。
年末にJALさんのサイバー攻撃があったニュースもあるように、連日ニュースでも出てくるぐらいにサイバー攻撃って日常的になりつつあります。
何となくのニュースで国の省庁がサイバー攻撃受けましたみたいなニュースだけ流れますがそれってめちゃくちゃ危険じゃないか...って思うのですがそういうニュースっていつの間にか報道されなくなって忘れられちゃいますよね。そういうのって、その後が大変なのに。
セキュリティっていう概念はいつまでも追いかけっこだった部分であり、実際に被害に遭わないと実はあまりそこに認識を持たれないようなこともお客様とお話している時に感じたりするのですが、ずっと数年謳われ続けているサイバーセキュリティ対策というものはよりその被害としての影響度が高く、ユーザーに対する安心安全を考える意味では何なら最重要項目になり得る事にも繋がってきていると考えますね。
また、AIの進化と共に、そのAIがサイバー攻撃の加速をさせている部分も大きい反面、セキュリティ対策としてAIを活用する動きも出ており今後この辺りの部分にもやはりAIという要素が重要になってくると考えられます。
3. クラウドとハイブリッドITの拡大
- マルチクラウド戦略: 企業が複数のクラウドサービスプロバイダーを活用し、柔軟性と信頼性を向上させる。
- エッジコンピューティングの台頭: クラウドとローカルデバイスの間でのデータ処理が進み、リアルタイム性が向上。
- 環境への配慮: クラウドプロバイダーがより環境に配慮したデータセンターの運用を進める。
ハイブリットITって割と使われる言葉だったりしますよね、それこそ「クラウド」ってのは「よく分かんないけどクラウドってなってるからクラウド!」みたいな風潮すら生じさせた大きな時流ではあると思うんですよね。
弊社でもクラウドサーバーとしてインフラサービスの提供を行っておりますが、何でクラウドにしたいのかをしっかりお客様側は把握されてる場合もあれば、「クラウドって環境自体がリスクだ!」と仰って会社の重要なデータをどうしてもオンプレサーバーなどで外部と遮断された環境が安全という事を仰られる会社様もいますし、どちらがが正解っていうのを断言も難しいのですが、実際にご相談頂く傾向的に基幹システムをクラウド化したいというご要望も多い中、それって恐らく働き方改革などに於けるリモート環境の整備と対になって必要に迫られてきた状況かなとも推測できたりします。
また、クラウド神話というような流れとともに、業務効率化は確かにクラウドでできてきたものの管理部分の費用としての経費削減と思ってたものがクラウド化する事によって保守費用や運用費が想定以上に膨れ上がってしまうケース(流量算出される費用体系や円安などの部分も大きく影響して)もニュースになってましたね。
適切な料金シミュレーションがより求められ、かつ、セキュリティに於いてはクラウド化する事でネットワーク側だけではなくアプリケーション側の脆弱性もしっかり見据えた形の運用が求められてきております。
4. ウェブ3.0とブロックチェーンの実用化
- 分散型アプリケーション(dApps)の普及: 金融(DeFi)、エンターテイメント、サプライチェーン管理などで分散型アプリケーションがより実用化。
- デジタルアイデンティティの管理: 個人データの所有権がユーザー自身に戻り、プライバシー管理が強化。
- NFTの次世代化: 単なるデジタルアート以上の実用的な利用方法が登場。
この辺り、好きなんですよね。個人的に。(特に暗号資産とかの話ではなくです!)
デジタルという分野で「データ」がある部分「価値」となれる要素。
過去、インターネットの普及によって「情報」や「データ」がある部分「無料」であったり「定額使い放題」な時代になってきました。
自分が好きな「音楽」というジャンルもサブスクが主流となり、CDやBlu-rayを買うのは「音楽」や「映像」を愉しむ為でない「モノ」として残しておきたいようなニーズだけでありより「コアファン」しか購入しなくなった形になったわけです。そこには何かしらの付加価値や特典などが付いてくる形でプロモーションしざるを得なくなってきてたんです。
そこに、NFT(非代替性トークン)と呼ばれる唯一性のあるデジタルデータ(資産)として展開する事でアート作品などの所有欲など満たせることができるようなそんな流れになってきました。
ここにはマーケットプレイスというプラットフォームができてきており、この市場部分は全く新しい価値提供としての期待感もあり、エンターテイメント事業に於ける一つの価値を創り出して良くポイントになるのではないかと考えてます。
5. 持続可能性とIT
- グリーンIT: 環境に優しい技術が注目され、エネルギー効率の良いハードウェアやリサイクル可能な素材の使用が増加。
- エネルギー管理ソリューション: IoTとAIを活用したエネルギー効率化技術が企業のSDGs目標達成を支援。
IoTとAIとを組み合わせる事で何ができるかというと「実データ」を用いた「予測(シミュレーション)」ができるわけです。
最近多くのシステム開発会社さんがこのAI×IoTとしての取り組みを推進されており、「構築」が進んできているのをよく目にします。
そういう時代がもう来てて、その上で、「その後、何が適切なのか」という事をどう提供していくのかという事が持続可能性を持ったITとしてのサービス提供に繋がっていく形ですね。
ただ、色んな企業さんに於いてはこういったシミュレーションを行うようなサービスは、「とある製品やサービス」の「付加価値」としての展開に留まってしまってるケースも多く見受けられており、マーケティング視点で見た時には正にこの辺りがPOD(他社との違い)になるのになぁ...と思ったりすることも少なくありません。もっと前面に出した方がユーザーにとっては分かりやすく受け取れるのに...というケースなど。
6. 新しい働き方の定着
- リモートワークとオフィスワークの融合(ハイブリッドワーク): 生産性を向上させるための新しいツールやプラットフォームが登場。
- スキル再訓練(リスキリング): IT分野では新しい技術に対応できる人材育成がますます重要に。
フルリモートで求人してた会社が突然出社ベースに変わって退職者が増えた。なんてこともよく聞きますね。
リモートワーク歴が長い自分としては(コロナ禍の直前ぐらいからリモート中心になりました)リモートワークじゃなくてはこなせないぐらいに(出勤時間や往訪する為の時間などがスケジュール的に圧迫しすぎてた)ハードだったので、リモートワーク様々でもありながら、やはり時間を見つけては出社してコミュニケーション取りに行ってましたね。
お客様と実際に会って話をする方がスムーズな感じもあるのもなんででしょうか...。
とは言え、リモートでもプロジェクトをうまく回していく為の環境とかツールはやはり進化もしてるのも事実でうまくその部分を使っていかなくては効率的な生産性というのは難しいとも考えます。
IT分野での新技術として求められてるのはAI分野などですよね。
AIエンジニアとしてのプログラム言語としても今は「Python」などの言語や「R」などが人気です。
AIに「学習させるためのプログラミング」という分野ですよね。って書きだすと長くなるので、一応、「ヨリミル」はマーケティング中心でもあるので「AIを使ったデータアナリティクス」として考えた場合には
1、行動データの分析
2、消費市場分析
3、スコアリングとナーチャリング(と、自動化)
4、広告自動化(は、Google広告などでは行ってきてますね)
などがもっと顕著になってくる形になりますね。
2025年問題
と、書き連ねましたが。
割と2025年問題として挙げられる人口の1/3が65歳以上になってくる、「団塊の世代」の引退と共に人材不足で企業倒産が続くのではないかとか、社会問題として挙げられる要素でありますが(これって数十年前から言われてる事ですね)それがもう今、という時代になってきてる中、人手というものとAIというもの、自動化できることとできない事を正しく見極めて効率的かつ生産性を挙げる事は会社規模問わずもう取り組まなくてはならない状況になっていると感じます。
不安を煽るつもりはなくて、このタイミングでAIなどの進化が目まぐるしい状態って実はその難局を乗り切る為のチャンスなのではないかとすら感じてます。
マーケティングも、よりAI、自動化の波が大きい分野の一つではあります。
正しい情報を正しく、効率的に扱えるように、そんな2025年にしていきたいですね
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