「好き」から始まる、まっすぐな仕事とは?P&D部 中村さんを取材──ヨリミルの中の人ってどんな人?
ヨリミルの菊池です。仲間入りしたばかりで、ヨリミルの中の人をもっと知りたいと思い、【ヨリミル・インタビューマラソン】を企画。7名に取材し毎週記事を公開していきます。6回目は、P&D部の中村さんへビジョンや仕事内容、メンバーの魅力を伺いました。ぜひご覧ください。
「つながりは仕事を超えていく」って、どういうこと?中村さんへ15の質問で探ってみました。
2025年6月24日大阪オフィスにて撮影 Photo by Hideyuki Nakamura
Q1:P&D部での中村さんの主な業務内容を教えてください。
プロジェクトマネージャーのような立ち位置
P&D部では、お客さまの課題に対して、何が最適な形なのかを一緒に考え、設計し、カタチにしていく役割を担っています。私はその中で、チームリーダーとしてメンバーを支えながら、各案件の円滑な進行やディレクションを担当しています。
飛行機、車、お寺など、お客さまにはいわゆる尖った業界が多いです。
偶然にもみんな僕が好きな分野で。車も飛行機も歴史的文化も、もともと大好きなんですよね。だから自然と前のめりになるし、お客さまとの会話にも熱がこもります。
たとえばスバルさんとは、7〜8年のお付き合いになりますが、実は僕、大学生の頃にスバルのファンクラブに入っていたほどの車好きで(笑)。 車種だけでなく、その車を作ったエンジニアさんの顔まで思い浮かぶほど追いかけていた時期もあります。
そんな、ファンの目線を持っていることで「中村さんだったらどう思います?」と聞かれることもあり、モーターショーなどのイベントでは関係者バッジを渡されて、急遽現地で撮影を頼まれたこともありました。
Q2:そうしたお客さまと長く関係が続くのは、なぜだと思いますか?
やっぱり一番の理由は、僕自身が 「お客さまのことが好き」なんですよ。心から。
ピーチさんは、ヒト・モノ・コトの交流を深めるアジアのかけ橋となり、人間愛を育むエアラインとなる」と企業理念に謳っているように、人間愛を大事にしている会社です。以前、関空が台風で水没したときがありましたよね。あの時殺到するアクセスを裁くために、時間やコスト度外視で出来る限りご協力をさせて頂きました。それこそ必死でした。結果的にそれでもどうにもならないほどのアクセス数だったのですが、お客さまからは感謝の言葉を頂きました。その後関空の復旧作業が進み、ニュースで「再開後、第一便として最初に飛び立ったのはピーチ」という映像を見たとき、思わず泣きそうになって......。
(写真左)カメラのバックにつけている航空会社のキーホルダー
(写真右)椿の名所・地蔵院で撮影した写真集
他にも、妙心寺さんをはじめ、京都で歴史のある様々なお寺さんとのご縁も長く続いています。お寺の担当の方の中には、文化促進を目的としたイベントやライブを開催するなど、仏教の原点にある"人が集まる場所"としてお寺のあり方を現代風に再解釈して実践されていて、とても共感する部分が多いんです。
ある時は車好きの住職さんと盛り上がり、僕と同じメーカーの車を購入されたこともありました(笑)。またある時は、打ち上げに呼んでいただいて、お坊さんたちと一緒に坊主BARへ行ったり、椿の名所・地蔵院で一緒に写真を撮影して写真集をつくったり......とてもありがたいご縁だと感じています。
どのお客さまに対しても、心のどこかに「この人と一緒にやっていきたい」という気持ちがあります。そして、そんな気持ちが、きっと伝わっているのではないかと思っています。
Q3:最近、チーム連携で印象的だったものはありますか?
須賀さんの"起点づくり"が、チームを前に進めてくれる
須賀さんの最初の起点作りは、チームにとって本当に大きな力になっています。
営業や提案の場面で、課題になりそうな点を先回りしてデータとともに話に組み込んでくれるので、そのきっかけから共通認識がつくられ、具体的な方向性が見定まります。
この須賀さんのアプローチは、ただ糸口を示すだけでなく相手との間に「共有できる土台」を築いてくれていると感じます。だからこそ会話が次につながりやすくなり、議論も前向きに進むことが多くなりました。
そのおかげで、僕たちP&D部やCS部のメンバーがより具体的で質の高い提案や、次の打ち手を考えやすくなってきました。これは過去には無かった流れだと思っていて、そんな"流れをつくる連携"が、自然とできるようになってきたのは大きな変化だと思います。
保守を担ってくれるCS部の存在もすごく心強いですし、それぞれの部門で「どこを担うか」がようやくつかめてきた感じがあります。以前は、なんでも一人で抱えてしまう部分もありましたが、今は「これは任せられる」「これは自分がやろう」と自然に役割分担ができるようになってきた。
チームとして動きやすくなってきたなという実感がありますね。
Q4:日々の仕事の中で、どのような課題に直面することが多いですか?
スケジュール管理
案件が進んでいく中で、どうしてもイレギュラーなことって起きてくるので、それをどうリカバリーして遅延を防ぐかというのは、常に意識しています。
そのうえで一番悩ましいのは、「できるだけお客さまの希望に応えたい」という気持ちと「スケジュールや予算の制約」とのバランスです。できるなら全部叶えてあげたいけれど、現実的には限界もある。だからこそ、開発や関係チームと連携しながら、何がベストかを探っていく。その交渉や調整は、日々のコミュニケーションの中でも一番神経を使う部分かもしれません。
その分、うまく着地できたときには、達成感も大きいです。
Q5:P&D部のやりがいや面白さは何でしょうか?
一番のやりがいは、お客さまと直接やりとりを重ねながら、
二人三脚で"ものづくり"をしていけるところ
最初は漠然としていたものが、対話を重ねる中で形になっていく。その過程に立ち会えるのは、純粋に面白いです。
P&D部は、提案から制作、納品までの流れを通して関わるので、完成したときにお客さまから感謝の言葉をいただくことも多いです。もちろん、感謝されるためにやっているわけではないですが、「ああ、ちゃんと伝わったな」「一緒に作り上げられたな」と思える瞬間には、やっぱりグッとくるものがあります。
温度感がダイレクトに返ってくる、そんな立ち位置にいられるのは、この仕事ならではの魅力だと思っています。
Q6:チームメンバーの特徴や雰囲気は?日頃、コミュニケーションで意識してzいることはありますか?
P&D部のメンバーは、みんな真面目でしっかりしていて、
それぞれに強みがあるチーム。
だからこそ、日々のやりとりが円滑に進むような空気感づくりが、自分の役目だと思っています。たとえば、話しかけにくい雰囲気にならないように、あえて忙しくても手を止めるようにしたり、「○分後までちょっと待ってて」と声をかけたり。そういう小さなことを積み重ねながら「いつでも相談していいんだよ」という空気を保つようにしています。
というのも、実は僕、相談されたり頼ってもらえることが結構うれしいんですよね(笑)。「ちょっと聞いてもいいですか?」って声をかけてもらえると、「おっ、任されたな」って思える。自分のキャラクターとして、ギスギスしない、居心地のいい場所をつくることが役割のひとつなのではと感じています。
ーーさて、ここからは中村さんの素顔に迫ります。
Q7:中村さんは今までにどんなキャリアを積んできましたか?
大学を卒業してすぐの頃は、音楽活動に打ち込んでいました。
当時は本気で歌の道を目指していたんですよ。オーディションを受ける日々で「なんばハッチ」という大きなホールの決勝ステージに立たせてもらったこともあります。
その後、ご縁がありエンジニア派遣の会社に入り、SEを目指すことに。クレジットカード端末の在庫管理システムや、回線工事の工事進捗管理システムなど、裏方として支える開発の現場で経験を積みました。
さらにその後、大学時代の友人が立ち上げたWEB制作会社でディレクターへ転身。そして2010年、フューチャースピリッツに入社して、今年で15年目になります。入社当初は、制作ディレクションだけでなく、サーバー営業やシステム営業なども並行して担当していました。
今振り返ると、音楽からエンジニア、ディレクターへと、ジャンルは違えど「人に何かを届ける」という軸はずっと変わっていない気がします。
Q8:今までの成功体験や、うれしかったエピソードがあれば教えてください。
好きなことや趣味がきっかけで、思いがけない形で評価され、誰かとつながることがある。そんな経験が、自分にとってすごくうれしいですね。
ある日突然、TOYOTAさんからSNS経由でメッセージが届いたことがありました。「SNSの方向性について意見を聞かせてほしい」と連絡をいただきZoomでお話しすることになったんです。まさか趣味で続けてきたカメラや発信がTOYOTAさんに届くとは思ってもいませんでした。
音楽のほうでは、自作の曲をSNSで公開していたら、フィリピンのインフルエンサーの方に気に入っていただいて。そこからシェアされて、今では再生回数が10万回を超えています。
車好きという趣味でも、全国に友人ができ、旅先で誰かに会えるという楽しみがありますし、つながりは日本だけにとどまりません。以前、ドイツの同じ車に乗っている方から「関空が台風で浸水しているとニュースを見たけど、大丈夫か?」と連絡が来たこともありました。逆に、ドイツで洪水があったときには、僕から「大丈夫ですか?」と連絡したり。
そんなふうに、好きなことを通じて、年齢も国境も越えて人とつながっていく。それは、自分にとっての小さな誇りであり、かけがえのないよろこびでもあります。
Q9:リーダーとして大事にしている信念はありますか?
話しかけやすい空気をつくること
リーダーらしいことは、実はそんなに意識していないのですが、強いて言えば「話しかけやすい空気をつくること」でしょうか。
忙しそうに見えると、ちょっと声をかけづらくなると思うので、どんな時でも「大丈夫、いつでも話していいよ」という雰囲気を出すようにしています。また、自分から話しかけることもありますし、何か言いにくそうな空気を感じたら「どうしたん?」と声をかけたりします。
あとは、できるだけ丸投げしないことも意識しています。任せるところは任せつつ、ちゃんとそばにいて、困った時には支えられるようにしておきたいなと。
なんでも話せる関係性って、急にできるものではないと思うので、日々のちょっとしたやりとりの積み重ねで「この人には話して大丈夫」と思ってもらえるようなリーダーでいたいなと思います。
Q10:中村さんにとって仕事とは、一言で表すとズバリなんですか?
「縁」
僕自身、仕事に対して無理に背伸びしたり、自分を大きく見せたりするようなタイプではないんです。だからこそ自然体で関わっているうちに、気づけばご縁ができていた、ずっとそんな感覚があります。 仕事だけに限らず、日々の出来事すべてが、どこかでつながっている。そこにはちゃんと意味があって「だから今、自分がこの人と仕事をしているんだな」と感じる瞬間があるんです。
逆に、縁がなかった人とは自然と離れていったりして。理屈じゃなく、感覚として「これは自分の役目だな」と思えるような出会いがある。
「なんとかしたい」と思う気持ち、「もっと良くしたい」と思う気持ち、「この人たちの仲間になりたい」と願う気持ち。そうした想いの延長線上に、仕事がある気がしています。
Q11:ターニングポイントになった出来事や人との出会いはありますか?
エンジニアからWEBの制作会社に転職した時
当時、その会社を立ち上げたのが大学時代の友人なのですが、彼は学生のころからすでに起業していました。とてもアグレッシブで尊敬できる人で、ある日「人が足りないから来てくれへん?」と声をかけてもらって。「いいの?僕で?」と思いながらも、ありがたく引き受けました。
それまでは裏方のエンジニアとしてシステムを作る側だったのが、一転して人前に立って説明したりディレクションするような立場に。
その経験がなかったら、今こうしてリーダーとして話したり、人と向き合ったりする仕事はしていなかったかもしれません。自分の中のスイッチが切り替わった、そんな瞬間でしたね。
Q12:最近、ハマっていることはありますか?
楽曲制作にハマっています。
(写真左)BBQに DJコントローラーを持ち込み楽しむ
(写真中央)作曲活動をする自宅の作業場
(写真右)大学卒業後、本気で音楽の道を志しオーディションで歌う姿
作詞や作曲は昔から好きで知識が無いなりに作っていたのですが、最近はAIやさまざまなツールの進化もあり「もしかしてもっと自由に曲を作って発信が出来るのではないか」と思ったのがきっかけでした。
作詞はもちろん、曲はコード進行を作って組み立てたり、キーボードを鳴らしながら鼻歌も駆使したり、試行錯誤しながら作曲して。やってみたら想像以上に面白かったんです。音楽は小さい頃からの夢で続けてきて一度諦めたものでしたが、それでも「やりたいと思っていたことが、技術の進化によってもう一度夢を見ることができるようになった」感覚です!
今ではYouTubeチャンネルやTikTokに楽曲をアップしたり、配信リリースの仕組みを使って自分の曲をお届けしたりもしています。もともと歌が好きで音楽をやっていたので、「好きなことが、また違う形で広がっていく」ことが、純粋にうれしいです。
Q13:3年後、5年後、10年後の自分やメンバーの働く姿がどうなっているといいと思いますか?
「みんなが、好きで仕事をしている」
それが一番いいなと思っています。
生活のためとか、やらなきゃいけないからという理由ではなくて「この仕事が好き」「このお客さまと関わっていたい」という気持ちを持ちながら働けていたら、きっと毎日が前向きになるし、自然と雰囲気もよくなるのだと感じます。
3年後でも、10年後でも、その気持ちを持ち続けていられる職場であったらいいなと思いますね。もちろん現実にはいろいろあるとは思いますが、目指すなら、そういう状態がいいなと感じています。
Q14:中村さんがお客さまだとした場合、『ヨリミル』を選ぶとき、どこが決め手になると思いますか?
一緒に歩んでくれるスタイル
ヨリミルの提案には、自分たちのことを、自分たち以上に理解しようとしてくれている姿勢を感じます。
たとえば、表面的な情報だけで判断するのではなく「この会社はどんな思いで事業をやっているのか」「その背景には何があるのか」まで掘り下げて、丁寧に言葉を紡いでくれる。その過程を通して「この人たちとなら、一緒に考えていけそうだな」と思えるんです。
僕自身も、お客さまとは丸投げではなく、一緒に考える関係でありたいと思い仕事をしています。だからこそ、ヨリミルのように「ともに進もうとしてくれる」姿勢には、自然と惹かれますね。
Q15:最後に『ヨリミル』へのリクエストやメッセージをお願いします。
頼りにしています。ほんとうに。
ヨリミルのおかげで、僕らの仕事の感覚が、根っこのところから変わってきているように思います。やっていること自体は大きく変わっていないはずなのに、「あ、こんな見方があるんだ」「こういう切り口で伝えられるんだ」と、日々新鮮な発見があるんですよね。
そうやって、長年やってきたことに新しい光が当たる。その感覚が、すごくうれしいですし、これからの仕事に対しても前向きな気持ちになれています。
これからも、たくさん頼らせていただくと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
―― ヨリミルのインタビューマラソンにご協力いただきましてありがとうございました。
(取材日:2025年7月11日 / 取材者:菊池由佳)
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