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トレンドレポート

激動の2025年を経て。2026年AI時代における「私たちの介在価値」

2026/01/05
激動の2025年を経て。2026年AI時代における「私たちの介在価値」

新年あけましておめでとうございます。
平素は格別のご高配を賜り、心より厚く御礼申し上げます。

ヨリミルライターの大前です。
私はヨリミルライターであると同時に、デジタルマーケティング事業の責任者も務めています。

本年の年頭にあたり、私たちが目指す方向性と、その決意について、この場をお借りしてお伝えしたいと思います。

激動の2025年を経て。AI時代における「私たちの介在価値」

振り返れば2025年は、デジタルマーケティング業界にとって、地殻変動とも言える激動の一年でした。

生成AI技術は週単位で進化を遂げ、調査、分析、施策の実行に至るまで、あらゆるプロセスで自動化と内製化が急速に進みました。

これまで専門家の領域とされていた業務が、AIによって瞬時に、誰もが実行できるものへと変わっていく。

その荒波の中で、デジタルマーケティング支援に携わる私たちの価値が、今、改めて厳しく問われています。

AIが普及し、マーケティング手法がコモディティ化していく時代だからこそ、私たちは創業以来大切にしてきたVision(目指す未来)に立ち返ります。

Vision:バイアスを超え、アイデアを純度100%の力へ。

これは、私たちの事業のVisonです。

補足がなければ伝わりにくい部分もあるため、少し説明します。

アイデアが価値に変わるまでには、2つの大きな壁があります。
私たちは、その両方を壊したいと考えています。

一つは「形にする壁」です。
心の中にある固定観念やバイアスは、まだ言葉にならない大切なひらめきを歪め、形になることを妨げます。私たちは360度の多角的な視点でこの不純物を取り除き、アイデアの本質を純度100%の状態へと結晶化させます。

もう一つは「届ける壁」です。
社会へ広がるプロセスに偏見や淀みが混じれば、アイデアは摩擦を起こし、止まってしまいます。

だからこそ、私たちは企業の情報伝達を徹底的に整えます。

不純物のないアイデアが、的確な伝達という路を通り、必要なタイミングで解き放たれる。
創るときも、届けるときも、一切の摩擦がない状態。

そのとき、個人のひらめきは初めて純度100%の力となり、社会を前進させる、止まらない循環を生み出す。
私たちは、そう考えています。

2026年の方針:強みを「深化」させ、手段を「進化」させる。

この循環を、AI時代においてさらに加速させるために。

私たちは2026年の事業方針として、2つの「シンカ」を掲げます。

1. 【深化(Deepen)】
形にする壁を越え、深層のインサイトを掘り起こす

AIは、矛盾のない正しい答えを出すことを得意としています。
一方で、人間の本質的な願いや、企業の持つ独自の価値は、往々にして論理では説明しきれない矛盾を抱えています。

この矛盾は、デジタルの世界ではノイズとして切り捨てられがちですが、そこにこそ「形にする壁」を突破するヒントが隠されています。

だからこそ、私たちは人間としてその場に立ち、対話し、探索します。
ヨリミルでのカスタマージャーニーワークショップや、ユーザーインタビュー代行サービスは、そのための手段です。

膝を突き合わせ、場の空気感から、言葉にならない潜在ニーズや、矛盾を含む自覚のない深層心理をすくい上げる。

この人間的な探索活動こそが、インターネット上にはまだ存在しない一次情報や独自のオリジナル情報を発見し、アイデアの本質を純化させます。

2. 【進化(Evolve)】
届ける壁をなくし、次世代の情報伝達を実装する

押し寄せるAI技術革新の波を乗りこなし、届ける壁を極限まで低くします。
まず、自社ナレッジをAI基盤化し、支援プロセスを根本から変革。
圧倒的な効率化によって、戦略立案に集中できる時間を生み出します。

この進化をクライアントワークへ直結させ、従来のSEO支援に加え、AI時代の情報探索行動であるAEO(回答エンジン最適化)やGEO(生成AI検索最適化)にも対応したデジタルマーケティング戦略へとサービス領域を拡張します。

ユーザーが「情報を探しに行く」場所から、「AIに尋ねに行く」場所へと変容する未来を見据え、Webサイトの在り方やUI/UXの再設計を推進します。

あわせて、ヨリミルにおいても、AI導入を包括的に支援する新サービスの展開を準備しています。

摩擦のない循環のために、私たちが約束すること

これら2つの「シンカ」(進化と深化)を通じて、私たちは単なる外部委託先ではなく、デジタルマーケティングの真のパートナーとして、以下の価値を提供し続けることをお約束します。

第一に、創出の価値。

ネット検索やAIの回答、既存データからは決して生まれない、現場の熱量や暗黙知。
私たちは対話を通じて、御社だけの一次情報を言語化し、純度の高いアイデアの源泉へと結晶化させます。

第二に、安全の価値。

届ける壁をなくす発信プロセスにおいては、信頼性が不可欠です。
AIによる効率化を進めつつも、最終的な文脈理解や倫理的な判断は、人間の多角的な視点で行い、御社のブランドを守ります。

第三に、適時の価値。

優れた戦略も、タイミングを逃せば価値を失います。
私たちはAIを駆使して定型業務をスピードアップし、市場の変化や社会のモーメントを逃さず、最も効果を発揮する瞬間に情報を社会へ解き放ちます。

結びに

深化と進化。

この両輪を回すことでのみ、一切の摩擦がない情報伝達の路を創ることができると、私たちは信じています。

御社の奥深くに眠る、かけがえのないオリジナル情報を見つけ出し、それが社会を動かす力になるまで。
2026年も、デジタルマーケティングの全プロセスを伴走してまいります。

本年も、変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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大前 司

この記事を書いた人

大前 司

デジタルマーケティングのお仕事をするにあたって、窮屈に感じる事が増えクライアントからの期待値もワクワクするような事は期待されず、コンバージョンレートを1ポイントでも2ポイントでも上げるようなそんな期待を求められる事が増えています。 この業界に従事するうえで、数年前までは、ビジネスを大きく変えるデジタルマーケティングの技術にクライアントも胸を躍らせ、支援する側も目を輝かせながら、提案書を作っていた景色がありました。 今はそうなっていないという事ではないですが、AI技術の一般普及、ノーコード技術などの便利な技術が増加している一方で、デジタルマーケティングに関わる人たちが、少し委縮し、未来に対してワクワクしない状況が少しずつ蔓延していっているように感じています。 デジタルマーケティングの業界が少しでもワクワクするような情報や、体験を少しずつでも、紹介していきたいと思います。

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